[コメント] 雲がちぎれる時(1961/日) - 更新順 (1/1) -
断崖の上から眼下の海岸。ティルトアップして、灯台のある断崖の風景。こゝは足摺岬。バスが行く。運転手は佐田啓二で、車掌は初々しい倍賞千恵子。倍賞は「今度、お母さんと会うて」と云う。途中で伊藤雄之助が運転するバスとすれ違う。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
有馬稲子のやさぐれ感がモグリの看護婦になり玄関先を掃除する辺りで地味に炸裂するのが凄いのだが、彼女が佐田啓二を遠ざける女心がもうひとつ伝わってこないし、収束はさらによく判らない。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
王道を行くも何故か結晶化せず。渦中の二人が、哀れというよりは愚かとしか見えないようでは…。メロドラマの描写には冷徹さが必須だが、その点、成瀬や小津はやはり卓越していた。 (淑) | [投票] |