コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] チーム・バチスタの栄光(2008/日)

面白かったしこれ以上のモノが創れるのかどうか判りませんが、この辺はどう解釈すればいいんでしょうか? ☆3.6点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







原作未読(正確には2年前に放置されていたのを3〜4頁読んだ所で「何だコレ。激ツマンねぇの」と思い止めてしまってました。こんな内容だとは予告篇まで知らず)。故に原作を読めば以下の疑問(感想?)は氷解するのかも知れませんが…。

まず画像病理解剖の脳MRIオチ。死因が心臓ではなく脳だったとは、お見事ではありましたが、コレ脳MRIを撮った時点で死因は顕かですよね? 確か桐生(吉川晃司)の緑内障ネタとか、その後だったような気がするのですが、白鳥(阿部 寛)は何故黙っていたのでしょうか?

あ、そうか。Masterさんのおっしゃる通り物的証拠を押さえる為に、真犯人(氷室=田中直樹)を欺いていた、と…。しかし白鳥は院長でもなんでもない訳で、隠しきれんでしょう。例えば、胸のMRIの段階で皆MRIへの関心を失ってしまい、放射線技師が後になって「白鳥さん、実は…」とか言って話しかけるシーンがあれば良かったのですが。そのシーンを目立たなくする布石としてソフトボールを使うのなら意味があったと思いますが…(放射線技師は田口=竹内結子のチームのキャッチャーですよね?)。

ソフトボール、いいんですが、それだけが単体で独立したら観てて変ですよね。あのシーンが監督として「欲しい」のであれば、チームバチスタの事件(登場人物)と絡めて何かの伏線(又はオチ)の要素を付与しないとあのシーンの存在理由としては弱過ぎるでしょう。

記者会見の場面とか幾つか原作の重要場面を削ったそうですが、映画の時間軸に上手く乗らないシーンの割愛は時として仕方がないのでしょうが、MRIで死因が判明して居るのに白鳥と田口だけがそれを知っていてその儘次の手術…というのはどうも解せませんでした。その他にも幾つか細かい改良点はあったと思いますが、ま、いいでしょう。

guriguriさんの疑問に対して。田口は外科医ではないので手術室には縁のない「他者」です。心療内科医の彼女が唯一関わる事が出来たかも知れないのは、「病める魂」を持った氷室だったのではないでしょうか? しかし彼女は氷室の心を理解出来なかった。そこを悔やみ悲しんでいたのではないでしょうか? 私の解釈ですが、しかし上手く伝わってこないなぁとは私も観てて思いましたが。…

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (5 人)りかちゅ[*] おーい粗茶[*] guriguri[*] 映画っていいね[*] Master[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。