[コメント] インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国(2008/米)
何やっても許されるラインは、人類のたのしい知識までなんだなぁ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「インディ・ジョーンズ」に縛りがあるとしたら、「人類」なんじゃないかな、と本作を観て思ってしまった。超展開でもいいじゃんロマンじゃよ〜、のラインは人類。古代人だろうが、現代人だろうが、どうせ同じ人間なのだということ。
インディー家が取り組む考古学ってのは、連綿と続く歴史(の説明がつかない部分)を、ど根性でなんとかする面白さ。宇宙人は、インディー家が克服したいような目標じゃない、と個人的には思う。
揚げ足取りかもですが、序盤で軽いギャグででたキノコ雲はOKなのか?日本人としては、OKじゃない。ただの大爆発でも十分だった。しかも、あのレベルの線量だと、冷蔵庫の鉛の厚さでは、遮蔽できない。中性子線はヤバすぎる、って近現代の歴史がいってるでしょうが。普通、死ぬ。インディは、わりとスポ根系なので不死身にするのはよくない。
ロズウェルもよくない。宇宙人を感じさせる地名でもあるけど、それ以上に、ニューメキシコ州といったら、スペインの侵略と先住民のイメージがある。本作は、スペイン語が悪く使われすぎだし、このシリーズがだましだまし来た先住民への侮辱問題に、今世紀になっても対応していない。たいへんだ〜。
といいつつ、登場シーン、揺ら揺らした歩調から、帽子の影。ドキドキした。
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