★3 | 画面が画布そのものを捉えるカットはほんの僅かで、むしろ、セラフィーヌが歌ったり緑を散策したり下働きをしたりする生活の中の一風景としての制作行為がある。美術愛好家的な視点で観ると物足りないが、これはこれで一つのアプローチとして正当ではある。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
★4 | 優雅で丁寧。映像で語る、これは映画だからこそ。讃美歌と自然、そしてセラフィーヌのすべてがあの絵を生み出し、それを映画というこの作品が表現した。命が隅々まで吹き込まれていたような、そんな映画。素敵。 (あちこ) | [投票(1)] |
★5 | この自然の風景と美しい音楽と、波乱万丈の人生が見事に重なる素晴らしい映画でした。(2011/04/12) [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★4 | 果てることなき自然の息吹と、神への敬虔な忠誠心、そしてヨランド・モローが生み出す混じりけのない美を堪能する映画だ。労働を厭わず、野山を闊歩し、賛美歌を高らかに歌い、寝る間を惜しみ作画に没頭するセラフィーヌのなんと無垢で清廉なんこと。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 映像を前面に出した演出方法がいい。前半は特に敢えて説明を省き、ほとんど映像でぐいぐいと引っ張っていく。映画とは小説ではないのだから、なるべく映像で説明すべきと僕は思っている。そんな映画の文法の教科書でもある作品である。
[review] (セント) | [投票(1)] |