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セラフィーヌの庭 (2008/仏=ベルギー=独)
Séraphine
製作 | ミレーナ・ポワロ / ジル・サキュート |
監督 | マルタン・プロヴォスト |
脚本 | マルタン・プロヴォスト / マルク・アブデルヌール |
撮影 | ローラン・ブリュネ |
美術 | ティエリー・フランソワ |
音楽 | マイケル・ガラッソ |
衣装 | マドリーヌ・フォンテーヌ |
出演 | ヨランド・モロー / ウルリッヒ・トゥクール / アンヌ・ベネント / ジュヌヴィエーヴ・ムニシュ / ニコ・ロニェ / アデライド・ルルー / セルジュ・ラリヴィエール / フランソワーズ・ルブリュン |
あらすじ | 20世紀初頭のパリ郊外。貧しく孤独だが、神の教えに忠実で雑役を厭わない働き者の家政婦セラフィーヌ(ヨランド・モロー)は、「絵を描きなさい」という守護天使の言葉に従い草木から手作りした絵の具を使って絵を描きためていた。そんな彼女が働く屋敷に偶然間借りした高名なドイツ人画商のウーデ(ウルリッヒ・トゥクール)は、ふとしたきっかけでセラフィーヌの絵を目にし、その強烈な偉才に襲撃を受ける。早速、ウーデは絵を買い取り彼女を世に紹介しようとしたやさきに第一次大戦の戦況が悪化。ドイツ人のウーデは、フランスに留まることができなくなってしまった。(126分/ヴィスタサイズ) [more] (ぽんしゅう) | [投票] |
この自然の風景と美しい音楽と、波乱万丈の人生が見事に重なる素晴らしい映画でした。(2011/04/12) [review] (chokobo) | [投票(1)] | |
優雅で丁寧。映像で語る、これは映画だからこそ。讃美歌と自然、そしてセラフィーヌのすべてがあの絵を生み出し、それを映画というこの作品が表現した。命が隅々まで吹き込まれていたような、そんな映画。素敵。 (あちこ) | [投票(1)] | |
果てることなき自然の息吹と、神への敬虔な忠誠心、そしてヨランド・モローが生み出す混じりけのない美を堪能する映画だ。労働を厭わず、野山を闊歩し、賛美歌を高らかに歌い、寝る間を惜しみ作画に没頭するセラフィーヌのなんと無垢で清廉なんこと。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
映像を前面に出した演出方法がいい。前半は特に敢えて説明を省き、ほとんど映像でぐいぐいと引っ張っていく。映画とは小説ではないのだから、なるべく映像で説明すべきと僕は思っている。そんな映画の文法の教科書でもある作品である。 [review] (セント) | [投票(1)] | |
画面が画布そのものを捉えるカットはほんの僅かで、むしろ、セラフィーヌが歌ったり緑を散策したり下働きをしたりする生活の中の一風景としての制作行為がある。美術愛好家的な視点で観ると物足りないが、これはこれで一つのアプローチとして正当ではある。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 9人 | 平均 | (* = 1)
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