[コメント] マイ・バック・ページ(2011/日)
完成度の高い作品だが、根源的なところに違和感を感じる。それは…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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自叙伝が原作なので仕方ないとも思うが、ストーリーすべてが原作者(主人公)の自己弁護に過ぎないのだ。 朝霞自衛官殺害事件(赤衛軍事件)は、記者が犯人をほう助したとして、朝日新聞はもちろんマスメディア全体の信頼が失墜した大事件なはず。それを、原作者にとって都合の良いところだけを取り上げ、肝心の自らの過ちについては、“疑ってたんだけど騙された”“証拠は気持ち悪かったので燃やした”と、あまりに安易に処理されている。そして自己反省のないままセンチメンタリズムに終始するエンディング。 見応えのある時代背景とクオリティの高い作品なだけに残念に思えた。
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