[コメント] X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
青春ファクターとは…
・役割のあるチーム感と主人公を取り巻き相乗する効果
→今作ではダブル主演のためその楽しみも二倍!しかもチームを組むメンバーが全員能力を持った突然変異というこれ以上ないほど役割(個性)たっぷり!自分の能力をひけらかす「ホームパーティ」のシーンとか特訓する姿を余すことなく映すなど、ワクワクしっぱなし!(笑)
・家族のやかましくも密やかな応援
→皆無!むしろそれを一切排除した事により徹底した孤立や孤独からの苦悩を描き、手を繋ぐ相手は仲間しかいないという首尾一貫したチームを導く!
・思い返すとちょっと恥ずかしくなる位頑張ってたワンシーズンサイズの恋
→最後のローズ・バーンへのキス…切ない!ああローズ・バーンは(アメコミヒーローモノなのに)いつだってローズ・バーン!あと敢えて言えばあのお固そうなプロフェッサーも昔は若かったんだねと思わせるナンパシーンとか、あと全体を一般的に言う「腐」的に見ると、主演二人の(世界を相手に)キャッキャしあう映画ともいえ、そういった「腐」フィルターで見ると、それはそれで微笑ましい。(笑)
・ひたむきになれる出来事及びそれを経てアイデンティティを勝ち得る主人公の成長
→主演二人がアイデンティティを確立した後に選択する、決別という名の成長!これダブル主演ですべき最高の成長といえるんじゃなかろうか。
・スポーツ!
→能力バトルという人間の域を超えた殺戮という名の、スポーツ!(笑)
という、これ以上ないくらいチーム感とそれをガンガン面白く盛り上げるハマリすぎているキャストたち(ビックリするほど適役多し!)、素晴らしすぎるワクワクキラキラ青春映画!
マイノリティの葛藤!?若者(青春)はみんなマイノリティなんだよーーーーー!
と超音波に乗せて叫び空を飛びたい。
完
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