★4 | 道行メロドラマの秀作。政治映画としては残念な出来。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | はっきり言って、内容的には荒削りだし、とても傑作とはいえない映画です(無差別テロはどんな理由があろうとも絶対に許されるものではないですし)。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★2 | どうせこの監督は本当にはこの手の問題に関心は無いのだろうし、刺激的かつ象徴的な事柄を映画に盛り込めば過激で挑発的かつ「マニアック」な映画が出来るぞヤッタ!という程度の動機でこんなものを作ったに相違ない。 [review] (煽尼采) | [投票] |
★4 | 全肯定には躊躇するが、少なくともマスで醸成された言説を全否定し、且つ強固な自己反省を携えつつ世界に牙を向くという正しい在り様には賛同。大島・若松的な気骨はキューブリックなアイロニーに至る。全般粗いがロングの絵画的センスも特筆。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 「イデオロギッシュ」なる断罪を憎悪に震える身で背負う、観念過剰の逆説的リアリズム。こすれるガラス瓶の殺意、ロード・ムービーしない自転車、想念の海。私には血の通った光景。特攻する潜水艦のような閉所恐怖症的カラオケボックスに笑う。(2011.10.30) [review] (HW) | [投票(2)] |
★5 | 言うまでもなく思考の停止は罪だが、自己満足のための攻撃や和解ほど空疎なものもない。いくら考えても分らないものは分らないし、どんなにあがいても駄目なものは駄目なのだという現状認識。現実を直視しない限り覚醒は始まらないという真摯な吐露が胸を打つ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |