★5 | 個人的には良い終わり。柘榴坂を登る人力車を見て、僕はすでに泣いていた。雪の中浮かび上がる提灯から始まる冒頭も良い。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★2 | なぜ「御駕籠廻り近習役」がカゴを放置して現場を離れるのか、なぜ両親が自害したのに、当人が切腹しないのか、なぜミサンガが出てくるのか、とんと合点がいかぬ。ただし中村吉右衛門の佇まいは素晴らしく、+1点。 (水の都 ヴェネツィア) | [投票] |
★4 | 原作より良い。原作の舌足らずな所を補い、一つ一つ説明を加え、変更もあえてした。例えば十兵衛が何故自刃しなかったか―は説得力が出た。更にラストは内味変更。弱くなったがこれはこれで良いのだろう。音楽は水準以上。皆で丁寧に作り込んだ一作だ。 (KEI) | [投票] |
★3 | 取り立てのところで、滅びゆく人種の連帯感がよく表現されていて、彼らの美意識や人種性の中身以外に、それが知らないところで共有されていること自体にも感動があるように思う。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★3 | 雪が本物か?ってぐらい良い。なんと笠の端から水滴になって滴るのだ。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | 何気なく見た作品だったが、この作品にかけるスタッフの思いが画面の端々にまで感じられ、その凝縮した映像は生の人間像を現代に甦らせる。 [review] (セント) | [投票] |