[コメント] ヘイル、シーザー!(2016/米)
アルデン・エーレンライクの投げ縄芸、演技指導するレイフ・ファインズとの噛み合わないやり取り、スカーレット・ヨハンソンの目に鮮やかな水中ショーなど、楽しいシーンは満載なのだが、この映画全体を貫くモチーフが、ハリウッド黄金時代へのノスタルジーだけだとするとちょっと寂しい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ジョシュ・ブローリンの汚れ仕事が内包しているはずの苦みや哀しみの演出が不足している。
一番感心したのは、終盤、現場に戻ったジョージ・クルーニーが磔になったキリストを見上げながら長台詞を語る撮影シーン。大根なりに想いが込もっていて、共演者もスタッフも思わず見入ってしまう、というヘタウマの匙加減(しかも最後台詞を忘れるというオチあり)がお見事。
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