★3 | タナダユキ監督にはもっと心を抉ってくる内容をどうしても求めてしまうため、物足りなく感じた。メインどころの3人は悪くない。特に上野樹里! (irodori) | [投票] |
★3 | ご本人たちのことはもちろん知らないんだけれど、主演の三人である上野樹里、リリー・フランキー 、藤竜也がなんかそのまんま、のようで嘘くさく、それだけに物悲しい。装置も舞台も貧しく物悲しい。古民家での喝だけ浮いている。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★3 | 疑似家族(夫婦)の疑似家族(夫婦)足る所以は言葉の通り「寝食」を共にすること。上野の、リリーの、藤の、役者としての素の質がそのまま物語を説得的にするのは、人が役になるのではなく役が人になるところの映画の詐術。敢えて″描かない″描きようは物足りぬが、映画と物語の距離としては快適でもあり。何気ない夜の辻角、灰色な曇天、突然の雨粒。 (鷂) | [投票(1)] |
★2 | 初期設定は抜群。しかしそこからどこにも連れて行ってくれない。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★5 | 見栄や偏見や妬みといった感情に左右され俺たちは生きているのだが、そういう社会的関係性を削ぎ落としたっていいじゃないかとさえ思える我欲の無さが好ましいとか好ましくないとかでなく厳然と自然体で存在してることの快楽。しかも紛れもないリアルと共に。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 無自覚に“お父さん”がたれ流す「甘え」も、それを引き受けきれない“娘”の後ろめたさもまた「甘え」。そんな人間どものどうしようもなさに、鉄槌一喝下される嵐の古民家シーンは圧巻。一瞬襟を正すも、すぐにウヤムヤに帰すのも「甘え」という人の優しさ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |