シネスケが落ちる１ヶ月ほど前、偶然に某月刊誌に映画評の連載の話しが来た。勝手に指定される映画を見て映画評を書くという希有な体験をした。中にはWW2に関連した映画もあった。WW2以外にほとんど共通点もない映画の映画評に『この世界の片隅に』をしのばせた。もっと知られて欲しかった。きっとみんな同じ思いだったんだろう。上映館がどんどん増えていった。本業の仕事の方の事情があって、連載は２月号までで休載にしてもらった。シネスケはまだ落ちたままだった。 プロの真似ごとでバチがあたったか。 映画の神に祈る日々。なんと、今日シネスケにつながった。ああ、奇跡の復活だ。でも、いざ書こうとすると、まだ圧倒されたままだったことに気付かされ、この映画の映画評は、まだ書けないでいる。