★3 | 前年の『昨日消えた男』の姉妹編のような、限られたロケーションを舞台にする時代劇の探偵物語。主演の長谷川一夫+山田五十鈴に加えて重要な脇役として高峰秀子も継続投入されている。ちなみに本作と同年のマキノ版『婦系図』もこの3人の出演作だ。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★2 | 手前勝手な推理を披露しては(きっちり)間違える山田五十鈴を含め、役者陣が豪勢でしかもみないい味。謎解きパートの手際が悪いかな。 (G31) | [投票] |
★4 | 日本の探偵推理ドラマの原点にして、その完成形ともいえるスタイルがここにある。それに山田五十鈴がすばらしく良い。長谷川一夫に「いー」をしてちょっと顔しかめて見せる仕草なんかはとてつもなく愛らしい。可愛らしく表情豊かに演じることで、その魅力が五倍にも十倍にも高まっているようだった。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★3 | 姉妹編『昨日消えた男』に比べると謎解きミステリーの楽しさは薄い。なんたって主役がいつになっても出てこないんだもんなあ。ベルさんといいエノケンといい登場人物は魅力的なのに、その動かし方が今一つの印象。[フィルムセンター] (Yasu) | [投票] |
★5 | 実に洒落たスクリューボールコメディ。設定が江戸時代というのがまた粋なんだなぁ。前半における登場人物のみごとなさばきっぷりといい、エノケン登場によって加速する活動としてのおもしろさといい、魅力をあげはじめると枚挙にいとまがない。 [review] (tredair) | [投票] |