[コメント] フレンチ・ディスパッチ(2021/米) - 更新順 (1/1) -
半眼開きの爬虫類デル・トロとセイドゥが静止画のように画面を制圧する様が圧倒的で、この第1話のみで評価する。休刊する雑誌の記達への想いはアンダーソンには皆無で挿話の諧謔味こそが全て。その割には2・3話はお手盛りで弾けてくれない。 (けにろん) | [投票] | |
何という情報の質と量。俄かには処理できないが、簡単に云えば、めっちゃ面白くて美しい、という(陳腐な)感想に尽きる。ただし、こゝまで来ると、愛好者をターゲットにし過ぎているのではないか、という思いも起こる。いや愛好者が増えてくれればいいのだが。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
厳密な規則はカラーとモノクロ、2種類の画面サイズの使い分けだけ。縦/横、高/低、奥行き、寄り/引きと奔放な視点移動と目まぐるしいカットつなぎに圧倒される。そのルール無視ぶりは喜劇という"優柔”を借りて意味や必然を無化して物語を語る挑戦的な実験に見えた。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |