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[コメント] 仇討崇禅寺馬場(1957/日)
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★3折り重なる悪い偶然に翻弄されて心ならずも堕ちていく主人公の自責に苦悩し不条理に煩悶する様が今ひとつ淡泊に過ぎる。一筋縄でない物語を語るに流麗で正確だがケレンとハッタリと過剰を良しとせぬマキノ演出向きの題材ではなかったのではなかろうか。 (けにろん)[投票]
★3一旦は不遇をかこつ伝八郎(大友柳太郎)ではあるが、精神が武士の倫理にのっとった既定路線上にある限り心的安泰は保たれる訳だが、突如、理性なき感情を剥き出しに乱入するお勝(千原しのぶ)の愛の無法者ぶり。なかなか艶っぽい伝八郎狂乱であった。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4古い映画ですが、古さを感じさせない。 [review] (KEI)[投票]
★5大友柳太朗の舌っ足らずは、彼自身の魅力を損ねるものでは全くないし、山上伊太郎のプロットもその程度で破綻するほど柔じゃない。マキノの演出は千原しのぶに対して特に素晴らしく、又、柳太朗が彼女を睨み付ける場面の不気味な迫力はどの剣戟・幻想場面にも勝っていた。 [review] (町田)[投票(1)]
★3傑作と聞いていた割りには思いがけず普通。何喋ってるのかセリフの聞き取りづらい大友柳太郎は笑っちゃうぐらいの熱演。この人、多分舌が長いんでしょうね、結構好きです。 (マッツァ)[投票]