★2 | 内向し自己完結するテロリズムはオナニーに過ぎない。足立が投げたテーゼは若松と唐の商業主義的妥協に媒介され半端な形で現出してしまったのではなかろうか。画力はあるが連続射殺魔の概念は抽象から具象に変換され安普請の泥沼に埋没していく。 (けにろん) | [投票] |
★3 | 「正常化バイアス」の典型例、リチャード・スペック事件から構想されたミソジニーのファシスト類型とポリアンナ症候群の最悪の遭遇。得るものはあるが血なまぐさくて何度も観たい映画ではない。夏純子は本作の収穫ですでに魅力全開。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★2 | 「何でこいつらもっと必死に逃げようとしないんだろ」という素朴な疑問が湧いてしまう時点で乗れない
(TOMIMORI) | [投票] |
★1 | 狂気の犯罪はそう、誰が悪いのでもない。彼にそうさせた「社会」が悪いんだ。ベトナム戦争や機動隊やメディアや・・・
なんて理屈に無理矢理持っていこうとする時代性にくらくらする。作品の出来は未熟で学生レベルの域を出ない。 (sawa:38) | [投票(1)] |
★4 | 海辺をさ迷う男はまさに生み捨てられた男そのもので、男(唐十郎)にとって唯の女は血とともに葬り去られるべき醜い生き物なのだ。まして女が天使と呼ばれることなどあろうはずもなく、天使がいるとするならばそれは女神に抱かれるべき己なのだ。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | 血と死体と女、胎児のようにうずくまる男。そして海。 (ズブロッカ) | [投票] |
★5 | 本能的なパートカラーの使い方に圧巻。混沌とした密室の出来事に目を離せなくなる。 (RUIVSKY) | [投票] |