[コメント] 地獄の黙示録(1979/米)
人の狂気にキスをして、戦争とファックする映画、それも長々と。(特別完全版)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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とは思ったけど、カーツ大佐が出てくるまでが長すぎる。
いや、べつにこの映画はカーツ大佐の狂気を書いたのでは無くて戦争と言う現象の人を狂わせる何か、又は狂っていると言う基準の狂い、を描いたモノだとは思いましたが、それにしたってカーツ大佐が出てくるのが遅すぎます。
って言うかあんなにダラダラと、誰の頭の中にも共通の認識としてある戦争の話を続けた後で、2時間以上も経ってからカーツ大佐を登場させたって、その言葉、その存在の大きさを感じるためには、見ている私の頭は疲れすぎました。
そんな私が思った事は、「ケッ、狂気表現するからって死屍累々を置いとけばイイってものなのかよ!」とか、 「難解な詩の朗読が狂気の表現なのかよ!」 (寝言は寝て言えこのタコ坊主!)とか、 「狂気の象徴はまたどこぞの原始部族の原始生活かよ!、本人達は至って真面目に生活しているはずなのに!、ったく知恵だけが肥えた欧米思想め!」とか、 まあ、捻くれた感じでした。
これと似た様な狂気ならば、篠田節子の「弥勒」と言う小説を読んだ方がよっぽど面白い。(って言うか魂抜かれるほど凄まじい)
あ、でもキルゴア大佐はスキです。一緒にサーフィンしたいかも・・ (あれ?、大佐だったっけ?、・・まあイイ私は大佐と呼ぼう)
それにしても終わってトイレ行く人多かったなぁ、(私もですが) せめて、3時間以内で終わらして欲しかったです。
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