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[コメント] 盗まれた欲情(1958/日)
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★3美点は田んぼの真ん中にテント小屋建てちゃう美術でこの撮影がとてもいい。雨降って雨水ボタボタ垂れているような風情が素晴らしい。西村晃高原駿雄のコメディも冴えている。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3底抜けに煮えたぎるバイタリティは絶対的なものだろう。ただ、今村昌平にとってまだ言いたいこと、撮りたいことが絞りきれていなかった時代を感じる。群像の中のそれぞれの印象は散漫であり、そのまま狂騒的なドラマの中に取り込まれて後に何も残さない。長門裕之はその嵐に翻弄される監督のようだ。 (水那岐)[投票]
★4コミカルではあるが、決して批判的には描かれないドサ周り一座と河内の住人たちが謳歌する「古さ」。このルーチンとしての、ぬるま湯的心地よさに松竹大船を感じる。すると、女に引きずられるように惜別を遂げる若き演出家(長門裕之)とは今村自身にも見える。 (ぽんしゅう)[投票]
★4今村昌平は最初っから桁違いの図太さがあった。日本映画史の中で忘れてはならない傑作。喜多道枝香月美奈子武智豊子といった女優陣のバイタリティも大したものだし、西村晃高原駿雄小笠原章二郎らの「雄」の情けなさも胸を打つが、長門裕之の「永遠を見た人」の表情が何と云っても忘れがたい。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4今村監督の描写は本当に全て直球です。デビュー作からそれがよく分かります。 [review] (甘崎庵)[投票]
★5長門裕之ってのは本当に素晴らしい役者だ。純日本的でいながら、どっか日本人離れしていて、軽快かつ繊細で・・・マキノ流悲喜劇を体現しているかのよう。 [review] (町田)[投票(2)]
★2う〜ん、何だかよく分からないまま終わった。時代の経過のせいだろうか? (直人)[投票]
★4みんな「兄弟」になるとこなんか、学生劇団ではよくあるよね! モブシーンもすばらしい。 (オノエル)[投票]