★2 | ドキュメントタッチの部分とドラマの部分が上手く融合していない感じで、妙にサラッとしている印象。事件や裁判自体は興味があるが、裁判シーンは証人と証言を羅列しているだけで、不満。乙羽信子のリアルで迫真の演技で支えている。['04.11.7DVD] (直人) | [投票(2)] |
★2 | 事実を淡々と述べる。ただそれだけの映画で描写も訴えるものも弱く、いつもの新藤ヒューマニズムは欠如している。おそらく本作で消化不良だったからこそ、『事件』を承諾したのではないか? [review] (氷野晴郎) | [投票(1)] |
★3 | 裁判シーンは正直魅力はない。乙羽が決して夫と仲が良いとも言えないが、誰かに彼を奪われるまいと鬼気迫る心情を語る、その時の演技こそが抜群に冴える。 (水那岐) | [投票(1)] |
★4 | 邦画に貧乏噺は多いが生活保護や行旅病人を追いかける映画は珍しい。新藤が撮りたかったのは貧困と制度の関係なんだろう。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 店の名は「大陸食堂」。満州で出会った男と女、すなわち日本本土を捨てたはずの九州の女(音羽信子)と東北の男(殿山泰司)が大陸を追われ行き着いた地が、あの過疎の故郷であった。二人にとって「身元不明」は受け入れ難いアイデンティティの問題なのだ。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | この映画を観て簡単に「出稼ぎ」と言えなくなりました。 (kt) | [投票] |