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わが道 (1974/日)
製作 | 高島道吉 / 佐藤不器 / 能登節雄 / 赤司学文 |
監督 | 新藤兼人 |
脚本 | 新藤兼人 |
撮影 | 黒田清己 |
美術 | 大谷和正 |
音楽 | 林光 |
出演 | 乙羽信子 / 殿山泰司 / 戸浦六宏 / 横山リエ / 金井大 / 河原崎長一郎 / 伊丹十三 |
あらすじ | 「村の女は眠れない/夫のぬくもりに包まれないと女は眠れない…」出稼ぎが、夫と妻のあいだに割って入り、親と子のあいだを引き裂いてゆく。そのために起こる悲劇は後を絶たない。芳造(殿山泰司)の妻、ミノ(乙羽信子)は青森・十和田で食堂を開いていた。そこは学校すら廃校に追いやられる過疎地帯だ。ミノの食堂も開店休業状態であったが、老いた夫の手は不自由であり、雇ってくれる場所もない。だが、何とか名古屋にツテがあるという知人を頼り、芳造は出稼ぎに出ていった。しかし彼は消息を絶ち、東京駅にボストンバッグを残して行方不明になってしまった。そして9ヵ月後、ミノは意外な報せを受け取る。〔近代映画協会/129分/カラー/スコープ〕 (水那岐) | [投票] |
邦画に貧乏噺は多いが生活保護や行旅病人を追いかける映画は珍しい。新藤が撮りたかったのは貧困と制度の関係なんだろう。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
この映画を観て簡単に「出稼ぎ」と言えなくなりました。 (kt) | [投票] | |
裁判シーンは正直魅力はない。乙羽が決して夫と仲が良いとも言えないが、誰かに彼を奪われるまいと鬼気迫る心情を語る、その時の演技こそが抜群に冴える。 (水那岐) | [投票(1)] | |
店の名は「大陸食堂」。満州で出会った男と女、すなわち日本本土を捨てたはずの九州の女(音羽信子)と東北の男(殿山泰司)が大陸を追われ行き着いた地が、あの過疎の故郷であった。二人にとって「身元不明」は受け入れ難いアイデンティティの問題なのだ。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
ドキュメントタッチの部分とドラマの部分が上手く融合していない感じで、妙にサラッとしている印象。事件や裁判自体は興味があるが、裁判シーンは証人と証言を羅列しているだけで、不満。乙羽信子のリアルで迫真の演技で支えている。['04.11.7DVD] (直人) | [投票(2)] | |
事実を淡々と述べる。ただそれだけの映画で描写も訴えるものも弱く、いつもの新藤ヒューマニズムは欠如している。おそらく本作で消化不良だったからこそ、『事件』を承諾したのではないか? [review] (氷野晴郎) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 7人 | 平均 | (* = 1)
POV
続・キネ旬ベスト10・最多ランクイン監督は誰だ! (ぽんしゅう) | [投票(8)] | むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
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