[コメント] ストップ・メイキング・センス(1984/米)
16x9
メチャクチャ気持ちいい16ビートである。ベースのお姐ちゃん、凄い。
後に『羊たちの沈黙』を撮るジョナサン・デミが「サイコキラー」で始るこのライブ映画を監督したって駄洒落的面白さはあるが、映画的演出は皆無に等しいから彼のことは別にいい。
それよりも何よりも、テレコ使っての独演から一人、二人とメンバーが加わってゆく様は、その誕生以来常に”一体感”が求められてきたロック・ミュージックを、一時解体させた上で再構築しようというバーン、及び同時代ミュージシャンのアティチュードを、そのまま体現するものであるから、こういうオフィシャルなカタチで映像化されたことは喜ぶべきことと思います。(XTC=アンディ・パートリッジにこういう映像ってないのかしらん?無念)
デビッド・バーン、バスター・キートンみたいなポーカーフェイスをしてるくせに、足踏みリズムでそのまま空に浮かんで行きそうだし、シンコーペーションのたびに後ろに2メートルくらいすっ飛びそうだ。面白い。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (6 人) | [*] [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。