[コメント] ゴジラ対メガロ(1973/日)
「“善悪はそれを用いる者の心にある”…それは科学者がよく用いる詭弁です!」警視庁警備部特殊車両二課第一小隊隊長南雲忍警部補(談)
このメガロ、カブトムシのくせに人間の如き強固な後足を獲得した、驚くべき突然変異種なのだが、そんな立派な後足を持ちながら、何故か正常な二足歩行ができずに、兎跳びをしながら必死こいて前に進んでいく。
中野一点豪華主義が織り成したダム粉砕ばかりは本当に見事なのだが、同じメガロの容赦ないスマッシュが、主人公達を載せたまま崖から落っこちたトラックに炸裂。ところがトラックは空中分解もせずにコロコロと空を転がり、対岸の崖に着地。迷シーン満載の迷作。B級の醍醐味。角度を変えて見れば、脱腸するほど笑えます。
問題は、これが紛れもなくゴジラの一面であるということだ。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (8 人) | [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。