[コメント] フットルース(1984/米)
これと『パープル・レイン』が同時期ってのが真剣に信じられない事実。ケニー・ロギンスはじめとするポップで軽いアメリカンポップ達。ダンスメインだから軽快なサウンドでっつーのもわからんではないが、あまりに軽すぎる。映画の内容よりもサントラがいい、という評が多いようだが、ちょっと楽曲的に時代的すぎちゃって、今さら聞くと古ぼけるかなぁ、と。わるいね、ななちゃん。まさに84年的。80年台初頭のUKに対抗して現れてきた能天気USAポップスたちの最終兵器・ケニーロギンス(けにろんさんではない)。米ポップスシーンはこのあと、大きく動くのだった。って、そんなん皆しってるか。最近はさっぱりだけどな。UK共々。
音楽はまさに80年台前期アメリカしてるが、映画のストーリーは84年とは思えないほど、前時代的な田舎町の白人の町っていう設定。まるで70年代だ。もう、いまさら見ると、どこまでが狙いかよく掴めないのであった。まるで、ケビンファンの為だけに作られた映画のような…って本当にそうなのかもしれん。アイドルだったしな。TVで吹き替えやったのはマッチだったてのは本当なんかえ?
とりあえず、今まで見てなかったのは、実はケニー・ロギンスの曲に魅力を感じなかったから。そして時代は過ぎ、ケビンの魅力にちょっとハマッテイル今日このごろ。ケビンがボウイそっくりの頭で登場。この雰囲気は80年台的。それが都会的な感じの象徴だったという事か。鼻は上を向いていてもボウイに成り切ってるちょっとナルな高校生のケビンが微笑ましい。もうちっとダークな役のほうが確かに似合うけど、ダンスは頑張ってるじゃん。確かに工場跡地でいきなり、ベタベタに踊りだすあたりは「うおぉぉ!」って感じ。ガンバレ若造!
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