ぞれの人間像がしっかりしているし、サスペンスとしての見どころも十分！！ いい映画に出会った感動。何度見直しても、感動してしまう！！

今では考えられない捜査の仕方も、50年代ではそうだったんだろうなぁと思う。

でも、一番印象的だったのはキム・ベイシンガーの美しさ！真っ赤な口紅が映えて、同性でも見とれずにはいられない。あの美しさと色気、とても産休明けには見えなかった。

ストーリーは、話しの運び方が上手いから、グイグイ引き込まれていった。

しかも、あのケビン・スペイシーが途中撃たれてしまうあたりから、先の読めない展開となる。それにしても、死に行く彼の演技の素晴らしさよ！

優秀だったエドの父の怨念なのか「ロロ・トマシ」が犯人を暴くキーワードになるところが、粋なことこの上ない。

ラッセル・クロウの信じられないくらいの男臭さ、太い声、太い腕。ユニセックスなんで許せないと言わんばかりの、男らしさ。

オーストラリアのボディ・ビルで優勝した経験を持つガイ・ピアースも知的でクールな役を見事に演じていた。拳銃を構えるシーンにはぞくぞくしてしまった。