[コメント] アルマゲドン(1998/米)
ザ・ハリウッド産使い捨て消費型娯楽映画
観た後に残るものは気持ちいいほどなんにも無いが、観てるときは普通に結構楽しめる。
この手の映画は、とても毎日観たいとは思えないが、たまにむしょうに観たくなることも。
フルコースとハンバーガー&ポテトで選択できるとしても、たまには後者を選んじゃうだろうなというあの感覚。(おれだけか?)
つまり、この映画は、これをフルコースだと思って観る人に加え、ハンバーガーだと分かった上であえて観る人もいるということ。そして、この映画には、何も変わった味はないが、ハンバーガーを要求している人に確実にハンバーガーを提供してくれる安心感はある。しかも、テーブルマナーを気にする必要がない、つまり何も考える必要がないというのは、多分、相当数の人にとって魅力なはず(たまにはね)。結果儲ける。でも需要があるのだからそれが必然。それがマーケット。
それ以上でもそれ以下でもない。★3。
−−−−−−−−−−
映画の内容とは関係ないが、エアロスミスが好きな自分としては、彼らの楽曲がこういう映画で安易に使われると悲しくて泣けてくるので、本来−1。が、娘の映画によろこんで楽曲提供などしてしまうスティーブン・タイラーのスタンスは、自分の娘のプロモーション・ビデオを監督してしまう北野武に通じ、「俺が親バカの定義だ!」と言わんばかりにまで徹底しており、一ファンの立場を捨てれば微笑ましいこと極まりないので+1。やっぱり★3。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (4 人) | [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。