ま、お化けは出てきたけどね。でも、怪談として売りだしたわけじゃないし。

ベストセラーの人情話でもコケてます、というのも東映には多いから「よかったねー。」と素直に思ったよ（と言いつつ2点なのは、それなりに期待も高かったから。原作は未読だが、いっそのこと高倉健の役は志村けんに演じてもらって、もっと弱さのある徹底的にダメな男のワーカホリック話にしてくれれば好きだったかも。とも思う。これでは売れないだろうけど）。

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東映、東宝、松竹の国内大手配給会社のうち、かたくなに自社制作にこだわり続けている（他の制作会社に委託しない）のは東映だけ、という話をかなり前に聞いたことがあります。それは今でも同じなのでしょうか？

本社に隣接した銀座の小屋で見たこともあり、そういった頑固なところがこの映画における高倉健の姿と重なり（「オレの仕事ですから、オレがまっとうします。」みたいな。）、そういった二重の男気にヤられてちょっと泣きそうになった、というのも事実だったりします。

詳しい方、どうぞ教えてくださいまし。