[コメント] 風と共に去りぬ(1939/米)
人は、未来永劫に語り継がれる名作を求める。そして、この映画はそれにふさわしい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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スケールが大きい、美男美女が出ている、優れた音楽がある、そして自然と思い出せる名シーンがある。長かろうが登場人物にいらだとうが、そんな小姑の愚痴を寄せ付けない映画の持つパワーを感じる。
情熱の固まり、スカーレットは子供。冷めてなく熱い(すぎるが)分だけかわいげがある。しかしスカーレットほど銀幕という古い言い方が似合う人も少ない。
彼女は手に入れることが出来ないからこそアシュレーに惹かれた。そんな彼女もメラニーのすべてを包み込む懐の深さにはかなわない。最初から相手になっていない。少し穿った見方をすればメラニー=神。スカーレットは永遠にメラニーにはなれない。だからこそ多くの執着を持っている。それが人より少し強いだけ。彼女は人を安心させることが出来ない代わりに自分に安心することもないだろう。そういった意味では老いるまでこころ静かな生活を手に入れることはないだろう。
観ているときは所々退屈しても観終わった後のカタルシス・満足感は比類がない。長くてもそれが必然ならば仕方がない。
これぞアメリカ映画の源泉だと思える。少し極端でも彼女のように強引でしたたか、そして強さを持った女性は最近のアメリカ映画でも良く見受けられるよ。
(評価:)
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