[コメント] 鏡(1975/露)
抽象的であることを恐れてはならない。印象そのものが映画だ!
父親が詩人であったタルコフスキーですが、彼の凄まじさは言葉の表現のみを信用せず、映画あるいは映像が全てを包括する芸術であることを強く信念として持っていたことだと思う。
勿論、同様の意識や志を持つ映画監督は多数存在するだろうが、特にこの作品に込められた美術、音楽、台詞(詩人)など、映画が総合芸術であることを圧倒的な迫力で語りかけてくる。
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