[コメント] 海底軍艦(1963/日)
下品な話で恐縮だが、ルックスが良くて、巨根で、持続時間が長くても、それだけじゃ男の値打ちは上がらないよ、と言いたくなってしまう小生なのである。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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今回何十年かぶりに観た轟天の勇姿ときたら、そりゃ確かに素晴らしいものであったのだ。男らしいドリル。潜水艦とは思えない海上戦をも想定したデザイン。
しかし、判っていたことなのに今更ながらガックリしてしまうことには、そうする必要が全くないのにこの艦は空を飛んでしまうのである。(それがカッコいいのは確かなんだけどね…)喫水線までの艦底の赤さは何のためか。艦橋付近に密集する対空砲は飾りなのか。それくらい、轟天は飛行とドリルと冷線砲だけで事をすませてしまうのだ。
映画としてのアラを探せばきりがない。ムウ帝国の皇帝から兵士に至るまでの間抜けさは哀しみを誘われるほどだ。だからせめて、ムウ帝国崩壊(?)までの過程は強大な敵として描き、轟天は果たして勝てるのか、轟天号頑張れという気分にもっていって欲しかった。
ps.マンダにも花束をあげてやって下さい。
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