[コメント] ひなぎく(1966/チェコスロバキア)
共産圏でリベラリズムを唱えたから、暗喩だらけで、すごいことに。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この映画が素晴らしいのは、監督がおそらく命懸けで考えつくしたせいで、主人公2人が難しいことは何も考えていない子たちに見えるからかな。
冒頭の規則的に動く歯車も、限られた者だけのための豪華な食事も、この映画は嫌悪すると表明している。一方、おばちゃんがコソコソと地道に貯めた小銭を、女の子達は面白半分で盗んだあげく、使わずにお店のテーブルに置いてきてしまうくだりなんかは、踏み荒らし加減が、そちらも嫌悪しますという表明なんだろうね。
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