[コメント] ボーイズ・ドント・クライ(1999/米)
なんども挿入される「早送りの夜景」が、登場人物たちそれぞれの孤独と焦燥を増幅していて泣けた。ブラントンとラナはもちろん全員が自分の寂しさ=自己の非同一性を抱えきれずに傷つきイライラするしかない現実。殺人を犯したあの2人さえも丁寧に描いていることに、監督の深い悲しみが感じられる。
(エピキュリアン)
投票
このコメントを気に入った人達 (5 人) | [*] [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。