[コメント] チャップリンの殺人狂時代(1947/米)
最も見た回数の多いチャップリン作品。ずば抜けて完成度が高いと思う。なぜだろう?チャップリンが善人じゃないからか?
ブラックだからか?メッセージに説得力があったからか?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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チャップリンのメッセージはいつも実にまっとうなモノだと思うのですが、ストレートすぎて少し恥ずかしくなってしまったりします…。
でもこの映画では意識することなく、私の心にすぅーーっと入ってきました。そして深く刻み込まれました。 やはり殺人鬼を主役にして、彼の口から語らせた言葉だったからでしょうか? いつものチャップリンだったらはたしてどうだったでしょうね?
雨の日に拾われた美人がヴェルドゥ氏に語った哲学も印象に残っています。座右の銘にしたいぐらいです。ちょっとくさいけど…。
しかし出てくる女性がみんな存在感たっぷりです。ヴァーネイ夫人(しかめっつらのオバちゃん)、花屋の店員、なんといっても船長夫人!すごいキャラです…。結局生き残ったし…。
ん〜、また見たくなってきた〜
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