コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] チャップリンの殺人狂時代(1947/米)

最も見た回数の多いチャップリン作品。ずば抜けて完成度が高いと思う。なぜだろう?チャップリンが善人じゃないからか? ブラックだからか?メッセージに説得力があったからか?
埴猪口

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







チャップリンのメッセージはいつも実にまっとうなモノだと思うのですが、ストレートすぎて少し恥ずかしくなってしまったりします…。

でもこの映画では意識することなく、私の心にすぅーーっと入ってきました。そして深く刻み込まれました。 やはり殺人鬼を主役にして、彼の口から語らせた言葉だったからでしょうか? いつものチャップリンだったらはたしてどうだったでしょうね?

雨の日に拾われた美人がヴェルドゥ氏に語った哲学も印象に残っています。座右の銘にしたいぐらいです。ちょっとくさいけど…。

しかし出てくる女性がみんな存在感たっぷりです。ヴァーネイ夫人(しかめっつらのオバちゃん)、花屋の店員、なんといっても船長夫人!すごいキャラです…。結局生き残ったし…。

ん〜、また見たくなってきた〜

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (4 人)シーチキン[*] RED DANCER[*] chokobo[*] 鵜 白 舞[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。