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[コメント] 女は二度生まれる(1961/日)

その身を売りながら、こえん(若尾文子)に最も似つかわしくない呼称は「春をひさぐ女」だろう。そこには強要による苦渋も、成り上がる打算や欲目も、世の陰を歩む後ろめたさもない。あるのは、流れゆく日々にゆだねた生身の感覚と、すべての男への慈しみ。
(★4 ぽんしゅう)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)寒山拾得[*] 緑雨[*] DSCH

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