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[コメント] 君の名は(1953/日)

まてまてまてまてぇ〜!!!それじゃ、あんまりにも(浜口)カツノリ君が可哀相じゃないか!<なりきりmimiちゃんの怒りのコメント>
mimiうさぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







惚れた女のために、その女が惚れた男探しに出るなんぞ、普通出来ないよぉ〜。しかも、佐渡から東京くんだりまで連れてきて、手がかりのあった鳥羽へ!いい人やぁ〜、いい人やぁ〜。春樹君の姉さんが恨みがましい目で「真知子さんは幸せな人ね」といっていたけど、本当よぉ〜!!!

―鳥羽で真知子、カツノリに結婚を申し出る―良く気づいた!そうだよ、カツノリ君はいい奴だって。…それに気づいた割りに、えらい消極的な台詞やな。(不安)

―空襲から一年半後、真知子、数寄屋橋で春樹と出会う―やっぱりぃ〜!!!忘れるんじゃなかったんかいな!よりにもよって結婚式の前の日に行くとはぁ、どういう事じゃ!しかも、春樹に色目使うな!自分で選んだ道だろう!(イエ、実際マリッジブルーになった私も大きな口は叩けないのだけど…(o_ _)o)

−結婚生活突入−ほら、やっぱりだ。カツノリ君の疑心暗鬼を解けなかったんじゃないか。でもそれはやっぱり君(真知子)のせいだ!そりゃ、あのお姑さんは最悪。最悪だけど、心の奥に引っかかる人がいるからカツノリ君が不安になるんだってば!!春樹情報の手紙を見ずに焼いた位なんだ!もっと態度で示さぬか!

―歌舞伎鑑賞で、偶然春樹と出会う―そりゃないだろぉ〜よぉ〜。歌舞伎ろくに見もせず、春樹ばかり見ているなんて!それじゃカツノリ可哀相過ぎるって!あまりのその醜態ぶりに、館内がどよめいたじゃないか!

―上司カツノリの妻が真知子だと知った春樹、退職願を出す。それを知った真知子、春樹を尋ねる―こらぁ!何が「謝りに」だとぉ?下心ミエミエじゃないかい!春樹に「もう会わない方がいい」といわれ、泣きながら家を後にしたよね!ね、ね!

で、その姿を後を付けていたお姑さんにめっかって、カツノリ君に叱られた時、泣き崩れながら、「何故信じてくれないんです」

信じれるかい!!!!

で、挙げ句の果てにはお姑さんと別居させてくれだぁ?話を摩り替えるのも大概にせい!おかしいって、元々カツノリ君を安心させてあげられなかった自分が悪いのではないの?あぁぁぁぁ、ほんとこいつってば!

―佐渡に帰った真知子を春樹も追いかける―そして、また橋の上で再会。それはいいよ。愛する二人がひしっっと抱き合う。まぁええじゃろ。しかしその後だよ!「子供がいるの」その言葉に春樹がサーーーーっと引いてしまうんだよ。ケツの細い男だよ、全く。「子供のためにも浜口さんのところへ帰った方がいい」嘘嘘。きっと、カツノリ君だったら、「その子供も一緒に僕が引き取る」って言うよ。結局それまでの男だったんだって!

…はぁはぁ。本当に疲れる映画だ…

この映画で一番素晴らしいと思ったのは、最初の空襲シーンだった。今見ても遜色ない迫力!俳優さんにしても、実際に燃えている木材の側での撮影など、「体張ってるな!」と本当に感心していた。Yasuさんのあらすじでそれが、特撮の円谷英二さんが加わっていると聞いて、妙に納得してしまった。なんでもかんでもCGに頼ろうとする今の映像にはない、本当に素晴らしい戦争シーンだった。

(評価:★3)

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