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[コメント] 任侠外伝 玄海灘(1976/日)
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★4本邦のコリアンタブーを正面突破、70年代の粋を集めたような強烈描写の連発。小便飲んでヘドロで泳ぐ根津甚八が見せる川谷拓三的無茶苦茶は俳優業の極北。この年導入のR指定のATG適用一発目の由。 [review] (寒山拾得)[投票]
★2定型演技を繰り広げる安藤宍戸では既成枠を打ち破るパワーに欠け、物語からは在り来たりの因果話しか感じ取れない。演劇的アナーキズムをスクリーンに焼き付けるには逆説的に周到な映画戦略が要件なのだ。終盤のドブ川でのたうつ根津は流石だ。 (けにろん)[投票(1)]
★2濃い、変に濃い作品だ。時代性を痛いほど感じられちゃうのが、かえって今や心地いい。さすがはATG。それにしても凄い血の噴き方です。こんな噴き方、はじめて見ました。 (リヤン)[投票]
★2近藤(安藤昇)、沢木(宍戸錠)の腐れ縁はご都合主義的形式でしかなく、田口(根津甚八)の自棄にも凄みも悲しみもなにもない。つまりは、物語に背景と軸が存在せず、これでは韓国女(李礼仙)が有機的にからむ余地がない。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4ヘドロまみれになって大変(^◇^;) (まご)[投票]
★5唐十郎の世界に、安藤昇が不思議とうまくはめこまれている。アングラ演劇に無知な私はただ単純にこの映画をおもしろいと思って観れた。音楽もグー!根津甚八がフレッシュでイイ。 (worianne)[投票(1)]