[コメント] デンジャラス・ビューティー(2000/米)
戦う女は美しい。銃を片手に悪と戦う女も、ダンベルを片手に体脂肪と戦う女も、戦う女は美しいってのよ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
サンドラ・ブロック…私が嫌いな女優である。
ただし1本の映画によってその印象が180度変わったりする時ってことはあるものだ。 (例をあげるならば、私はデカプが嫌いだが『ギルバート・グレイプ』の演技により印象を替えられたばかりだ。)
たとえ元の設定がブサイクだろうと、その元の元の元であるサンドラさんがなかなか一般受けしづらい容姿のお方だろうと、この映画を見終わったあとは彼女の事を素直に美しい、と私はハッキリ言える。容姿だけじゃない、彼女の心の中でも変化したものを、素直に表現できるようになった彼女が美しいのである。
ミスコンに出場する女性達。その出場目的はさまざまなものがあるとは思うが、彼女達の武器といえばその容姿なのだ。神に与えられた才能(容姿)を生かし、自分達が世の中のために出来ることを彼女達なりに考え、その結果、彼女達は自分の体を張って表現する事を選んだのだ。
そして、頭の良さだろうが、容姿のよさだろうが、どんな才能を与えられたとしても、それを保つために努力する彼女達は美しいのだ。
銃を片手に悪と戦う女も、ダンベルを片手に体脂肪と戦う女も、「自分が出来ること」を見極め、命をかけて戦っていく。 戦う女は美しいのである。
そんな強くて一生懸命な彼女達に惜しみなく拍手を送りたいのある。
あ、あとジゴロなベンジャミン・ブラット ………超セクシーである。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (8 人) | [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。