[コメント] I am Sam アイ・アム・サム(2001/米)
上映前、パンフレットを読んでいただけでウルウルしてしまっていた私に、泣くなと言う方が無理と言うものだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
この映画を観て、しばらくコメントを書かなかった。いや、書けなかったのだ。あまりにも涙腺が緩み、ハンカチを握っていた手がふやける程泣きまくった私。
本当に、この映画に感動したんだろうか…、もしかしたらその場の雰囲気に押し流されていただけなのでは…。と少し冷静になってみたかった。
考えてみたら、本当に「お涙頂戴」の設定だ。障害、子供、友情、愛情…すべての涙腺を刺激する要素が含まれている。けれど、この設定、狙いがミエミエなだけに、一歩間違えばすべての観客が波のようにささーーーっと引いてしまう可能性も含まれているのだ。
いかに観客を引っ張り込むか、ここにかかっているのだが、、、、、
この映画、この点に置いてやはり私と波長があっていたようだった。確かにローラ・ダーンのいい人ぶりは少々胡散臭いのだけど、それを一掃するショーン・ペンの着実な演技。上手いよ、あなた。
CMで堂々と流れていた階段落ちシーンなど、もはや芸人だ。
「愛さえあれば」…なんて、スレた大人の私には通用しない。「愛だけ」じゃ駄目な事だって、たくさんある。けれど、、、やっぱり「愛がなければ」駄目なのだ。
「愛だけ」じゃ駄目。でも、やっぱり「愛って大切なの」そう教えられた気がした。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。