[コメント] スパイキッズ3−D:ゲームオーバー(2003/米)
ラスト10分に感じる爆発的な痛快さは、3作を通してみた観客へのご褒美だろう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
監督が、3D映画の持つ過剰とも言えるサービスを選んだのは、映画館で子供達がぎゃぁぎゃぁ喜んでいる現状を見て、正解だったのかも知れない。 私は途中まで、映画の中のTVゲーム世界ということで、二重の閉塞感を感じたのと少々単調で、退屈だった。
はじけたのは、今ウチの娘最大のヒーローイライジャ・ウッド出演のシーンから。最高に旬のアイドルを持ってくるあたり、監督冴えてる、と言わざるを得ない。
生涯最高に大事な時間を過ごす父親は、全てを投げ打って家族の危機に駆けつける。父、母、祖母、叔父などの登場シーンは、まるで「ウルトラマン」の登場シーンのようだ。過去2作のメンバー総出演で、「家族」とは一個の家庭という小さい世界ではなくもっと広がりのある概念であることも証明してみせたロドリゲス監督、してやったりの思いだろう。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (5 人) | [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。