[コメント] キリング・フィールド(1984/英=米)
立場が対等でなければ友情は生まれない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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主人公2人は主従関係である。アジアの現地スタッフに対してシャンバーグは、無意識に見下している事はあっても友情と呼べるような感情を持ってはいない。そしてそれは観客も同様だ。
その後のシャンバーグの罪悪感から逃れる行動が必死でも、挿入されるプランの行動の前には影が薄い。そして2人の立場は逆転していく。
許しを乞うシャンバーグに対してのプランの台詞。2人は初めて対等な立場で向い合う。2人の間に真の友情は生まれるのか?映画はそこまで描いていない。 友情が生まれる土壌が出来るまでを描いた作品だ。
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