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[コメント] PLANET OF THE APES/猿の惑星(2001/米)

こんなに赤いレビューを作れるバートンは偉大なのかもしれない。
ピロちゃんきゅ〜

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







単純に評価すれば2点で十分かな。だけど、主に高得点の人の赤レビューを見てるうちに3点にランクアップ。だって映画よりおもしろいぞ、みんなの意見。それらのオチの可能性を意識しつつ見直したら3点ぐらいになるんじゃないか?僕が思うに、誰もがオチをこうだ!って言いたくなる映画にしたかったわけで、それが狙いなんだから、中途半端に作らなきゃいけなかったわけですよ。だから永野護さんや大友克洋さんみたいな完璧を追求したシナリオ、世界観、裏づけ設定、時間軸、ヒロイン(これはいらんかった)が無い。全てを完璧に作ってたら、ここまで語れないし、「世界観がすばらしい」「リアルだった」等々のレビュー無しコメントが溢れるだけで、平均点3.5の「あぁ、あったねぇ」程度、良くいってもマニアには受けるジャパニメーションのハリウッド版(もしかして『ファイナルファンタジー』?)ぐらいの映画になる(まぁ、俺は高得点かもな)。この中途半端なネタ振りのおかげで皆さん熱く語るはめに…。見事にバートンに踊らされてますね。万が一、まぁ無いと信じたいけど、バートンが完璧なものを狙って作ったのであれば、「もっと考えろ!」と叫ぶだろう。2点から1点に下げる。でなきゃリンカーンは説明できないよ。皆様の赤レビューを通して読んでも、19世紀にセードひとりでは何ともできんだろ?の意見はかわらなかった。まぁ、オチはともかく、個人的にはもう少し猿の生活や文化レベルやその特性をもっと検証するべきだろ?と思うけど、ま、めんどうだったのかな。全てがバートンの狙いって事で許してくれよって事か。なんか納得できん。やっぱり2点に戻そ。ちなみにオチなんですけど、リンカーンのズームで画面いっぱいになった時に「to be continued」と出たら笑った(怒る人もいるだろうが)のに…。もちろん続編は無しが条件ですが。

P.S 最後のセード将軍のリンカーンの写真をDVDのパッケージに使ってでもくれれば本家『猿の惑星』のパッケージと並べて見て更に笑いを取れると思うんだが…。

(評価:★2)

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