やっと観れましたＤＶＤ！こちらの掲示板で、親切に教えていただいてから優に半年。もたもたしていてすみませんでした。でもまさにビンゴで大満足です。多分15年くらい前にこの作品は「オールナイト」で観たものです。どうしてタイトルも内容もろくに覚えていない作品の、ラストシーンだけ印象的だったかと言うと。

ヒロインが彼、デズの働いている映写室に行って、キスをしてると、寄りかかった映写機が停止して、止まったフィルムが燃えてしまうと言うラスト。その時、この「スーザンを探して」の次のプログラム『アフターアワーズ』の上映中、途中でホントにフィルムが止まって燃えちゃったんです。

そしたら観客の誰かが振り返って、うしろの映写室に向かって、「おい！！デズ！！」と叫んだので、場内大受け。それで今でもなんだか覚えていたのです。

実際友達（友達ッス（笑））がバイトしてた六本木の映写室にお邪魔させていただいたことはありますけども、いや、張り詰めた「プロの現場」でとてもそんな雰囲気はなかったです。まー、映画館にもよるのでしょうが。でもただ明るくて、映画を上映してない、いきなり途中の観客席って変な感じですねー。みんなで同じ方向を向いて座ってて。上映前はそんな風に思わないのに。しばらくして上映は無事再開しました。

「スーザンを探して」の映画自体、久しぶりに見てキュートでとても楽しかったです。ファッションとか、インテリアとか、久しぶりだからこそ面白い所もあったし。マドンナ自体も、音楽には弱いので当時はピンと来なかったのだけど、この間のテロ事件の後、「私たちは嫌な現実を忘れてもらうためにこのショーをするのではありません。命がどんなに大切なものかを、思い出してもらうためにするのです」と言うコメントがとても印象的だったので、また違った気持ちで彼女を眺めていました。

ところで、デズの部屋の隣の、サックス吹きのシルエットはジョン・ルーリーだとか。やっぱり久しぶりの再見は、色々な発見がありますねー。