[コメント] チャップリンの 独裁者(1940/米)
彼の初のトーキー(有声)映画。それは最後のメッセージを何よりも言いたかったから。他の作品でもチャップリンはよくカメラそのものを見つめる、ストーリー展開度外視の芝居をするのだが、もっとも効果的だったのがこの作品のラストの大演説だった。強く我々を見つめるその目は、クラウンとしての彼ではなく、「人間」チャップリンだった。
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