コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 緋牡丹博徒(1968/日)

映画☆2、藤純子☆4。あわせて☆3 ♪娘盛りを渡世にかけて 張った体に緋牡丹揺れる 女のおんなの女の生き路 旅の夜空に恋も散る−、っと。
ぱーこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







公開1968年といえば全共闘。背中の銀杏が泣いている 男東大どこへ行く の時代であります。こういう映画はなんなんでしょうね。様式、だと思います。歌舞伎ですね。形です。話は仇討ち。最後に健さんが藤純子にやらせないで、悪役やっちゃうのはなんでしょうね。男女雇用均等法施行以前だからでしょうか。夕焼けの空の色とか、緋牡丹の色、とかシュールです。こりゃ鈴木清順とか思ったり。まばたきしない藤純子。渡世人ってモラルの体現者だから宗教家と同じように生産活動しなくても、生きていける。儀式しっかりまもって裏の天皇制とか思ったりして。くだらねー、と無視できない。いろいろ謎が多くついつまらないこと考えてしまいました。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (5 人)Myurakz[*] sawa:38[*] ハム[*] G31[*] 山本美容室[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。