さて、永井豪的キーワードは上記の文にいくつあるでしょう？　　答え：７つ

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導入部から勢いに任せ、「キューティー・ハニー」のテーマが流れ続けるゴールドクローとの戦いまでは、自慢のハニメーションがマッチして、往年の（というよりオジサンの）懐かしアニメ好きには観客のツボをしっかり抑えていて、その後も期待に胸が高まった・・・んが、しかし！

その勢いは中盤から失速。そもそも、原作やアニメ版の如月ハニーとはキャラクターが違いすぎる。

おにぎりがエネルギー源？

ネジが外れているような天然ぶり。

サトエリの声質も低く、従来の「キューティー・ハニー」のイメージとはかけ離れている。どうせ同じ天然だったら、サトエリよりオグユウの方が声色の面で良かったかも。

それ以上に、そのコスチュームだよ。原作はレオタード風なのに、プロテクターで固めて、その上肌色の”布”ってどうよ？

そして、出たよ出た出た。庵野秀明監督お得意の、説教臭さが最後には顔を覗かせる。

そうそう、はなっからストーリーには期待していないが、ゴールド・クローの海ホタル上での失敗を、何を最後になって粛正する意味があるのか？

前半５点、中盤以降２点ですな。