●きっと広末も最初は、ちょっとだけフランス語をしゃべられればいいんだろうと思ってたでしょう。撮影始まってみて、きっと目まいするほどフランス語しゃべんなきゃいけないから、もう目いっぱいで。そりゃ記者会見で思わず泣きたくなるかもしれない。

●日本人としてツッコミ入れたくなるシーン満載。弁護士の事務所の和風チックなのは序の口。死体安置所で幽霊がつけるような三角布を頭に巻いてるし、普通は死化粧した口元にあんなもの付いてるわけ絶対無いし、ユミの部屋は俗悪だし（何貼ってるの）、デパートの洋服売り場に扇子なんて絶対無いし（ジュリアナ風ならありだが）、不審な行動をする悪者が全員黒ずくめでサングラスして「いかにも」怪しすぎるし、そいつらアクションでいきなりヌンチャク振り回すし、なぞの手帳の意味わかんないし、京都駅のホームの端っこに舞妓さんがいるし、だいたい京都の土を爪の中にあんなにたくさん詰めたまま東京に戻るなんて、母親不潔すぎるし、春巻きは日本料理じゃないし、フランス人の恋人？に焼酎すすめてるし、弁護士の事務所で「サケを飲むか？」といったあと１０秒ほどで熱かんセットは準備できてるし、鍵穴のある絵馬なんて見たことないし、だいたいワサビの使い方が正気じゃないし。