この私が計算し尽くした斜めアップショット満載で無垢と言う名の本質はどう考えてもブリッコ演技（ブリッコ演技とは？：例として、よく「私って天然ってよくいわれるの！」と言う奴に限って天然を確実に確信犯で演じ、さらに男を釣り上げる事が得意とし武器に女の花、青春を謳歌しまくる演技の事）がスパークしているチャンツィイーと畳み掛けるように安物の感動的な音楽で誤魔化そうとした映画に騙されない！！もっと言うと、気持ちはわかるが凄く中途半端な普通の恋愛話で、あれだけでは感動しない。泣かそうと頑張った監督の稚拙な演出にとうとうラスト付近では怒りが込み上げて来た。チャンツィイーが好きだっただけに期待外れの映画に落胆…

《どうせなら》 舞台が国土が広い広い中国なのでモンゴルと上海で遠距離恋愛とかしてくれたほうがエンターテイメント性もあり恋人に会いに行くチャンツィイーの奮闘や恋人を思う可憐な姿が描け、凄くスケールの大きい話になったはず！！そのラストは恋人の家であの時作った『キノコ餃子』を再び作る…（泣）そっちのほうが良くナイ？悲劇的なラストとしては、せっかく恋人にチャンチィイーは会いに来たのに恋人は違う女性と同棲していたりとか…。泣くね絶対チャンツィイーに同情して泣きますね。 題名はラストはチャンツィイーのお料理満載で『８９分間クッキング』で！

《唯一の救い》 ８９分だと言う事。あれで１２０〜１４０分あたりまで延々と時間が流れると思うとウウウゥ…（悪寒）