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[コメント] プラトーン(1986/米=英)

ベトナム戦争が何だったのかという答えはオリバー・ストーン自身さえ分からないのだと思う。だが、彼は少しでもその答えに近づきたいのだろう。
HW

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







まず映画史的に見て、これほど娯楽的戦争アクション性と戦争の悲愴感が融合している戦争映画は少ないと思う。

バーンズ(トム・ベレンジャー)とエリアス(ウィレム・デフォー)。一見して、「エリアス=善、バーンズ=悪」と片付ける人がいるようだが、決してそうではないだろうと思っている。見れば見るほどエリアスとバーンズの確執に対して複雑な気持ちを抱きます。

この映画に限らず戦争映画の批評では「リアルだ」・「リアルじゃない」とかいわれる事が多いと思うけど、自分が断言する事など出来ないが、戦場ってのは一般常識をはるかに超えて、我々にはうそくさく見えるものなんだと思う。

(評価:★5)

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