[コメント] 20世紀少年<最終章> ぼくらの旗(2009/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
勝俣君、何で同窓会に来ちゃったんだろうな。
普通、来ないな、あんな悲惨な小学生生活送ってたら・・・。
で、ケンヂは友達ランドのボーナスステージから過去に戻って、勝俣君に謝罪したわけだけども、それで未来は変わるのかな?
変わらないとしたら、勝俣君の人生はケンヂに無茶苦茶にされたまんまだし、変わったら変わったで、今度はドラえもんの世界からタイムパトロールがやってきそう・・・。
どっちにしてもケンヂひとりが自己満足、な結末。
結果、ヒーローも救世主もいない、空っぽな物語になっちゃった。 一応、勝俣君の名前は「死んだ」ことになってたとは言え、第1章から既出なわけだし・・・、謎解きとしてはまぁスッキリしたけど、余りに惨い、酷い、エンディングで精神的には「どんより」なまま劇場を後にしました。
僕としては次第に尻すぼみに感じ。図らずもリアルタイムで付けた点数が第1章5点、第2章4点、本作3点なわけで・・・。まぁ、3部作ってのは大概そうなんだろうけど。
けど、ヒットしたから、の続編ではなく、最初から3部作を謳ってたんだから、もう少しどうにかならなかったのか、と。3時間弱、トイレも我慢して観たのにっっっ!www
第1章のともだち集団が、どんどんスケールダウンしていった感じは否めない。敷島教授も緊張感なさ過ぎだし、13番君も気付くの遅いし・・・。
あの巨大なカルト集団が、どうやって作られていったかの方が気になるな。
まぁ、祭りは終わったな・・・w
これ以上平均点が下がらないように、映画館の前で『ともだちの正体はヨシツネの臭いも漂わせつつ、フクベーと思いきや、死んでなかったカツマタ君!!!』と大声で喧伝して歩きたいwww
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