なぜこれでアカデミー賞取れなかったの？もしも、3度目だからという理由なら、『フォレスト・ガンプ』程度のものであげてほしくなかったよ。

これを見るまで、ラッセル・クローの受賞は当たり前だと思っていたけれど、違った。この映画を見た後ではラッセル・クローがいかに豪華な衣装に助けられていたかと感じずにはいない。

25kgもの減量をしただけじゃない、雄々しい目つき、文明に帰った時に感じた虚無感。生命の強さ。人間のたくましさ。なにをとっても感動したとしか言いようがない。

台詞が殆どないので、時々の気持ちは想像するしかないのだけど、もし自分が…と置き換えてみると、本当にすごい映画だ。

無人島に付いた時点から、効果音もなくなり、ただ海や雨・風の音だけになっているのだけれど、新しい映画の表現として成功しているのではないかな？

トム・ハンクスがますます好きになった。強いて言うなれば、あの荷物の中身は何？

『シーズ・ソー・ラブリー』のネタバレあります。 ↓ ↓ ↓

私の中では超最低映画『シーズ・ソー・ラブリー』のように家庭を捨てて、我が侭に生きる女にならなかったヘレン・ハントが素敵だった。やっぱり、家庭を持ったからには、軽はずみな事は避けるべき。切ない大人の恋愛が最高にいい!!!!