子：「パパ、サンタさん、プレゼントくれるかな？」

父：「ああ、くれるとも。お前がいいこにしてたらな」

次の日・・・。

子：「パパ、サンタさんがプレゼントくれたよ。」

父：「おお、良かったな。」

子：「何でサンタさんは僕の欲しいモノ分かったの？」

父：「サンタさんはお前のことを何でもお見通しだからだ。」

友人の家とはプレゼントを渡されるパターンが違うことが多い。よく見ると包装紙が量販店のものだ。しかし、それでも親の嘘にたびたび騙され続ける。これは子どもに希望を持たせるための嘘だ。クリスマスとは場面が違うだけで、この映画の嘘は子供に希望を持たせる嘘だ。どこか似ている。子どもにしてみれば、「サンタのプレゼントはどこで買っているのかな」「煙突も靴下もないのに、何で入ってきてプレゼント置いていくのだろう」と「本当に戦車が来るのかな」「怖い。でもゲームなんだから大丈夫だよね」は大きく変わらぬ疑問であるはず。

　前半と後半でガラっと変わったところなどはついていけないところがあったが、この父親と、子どもの純真さに感動したので素直に5点。